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参加者の声(ボランティア)  ·  2010/06/07

◇今日もまたふーちゃんがゆく!(文:まるこ)

みんなでまるくなってお粥を食す
みんなでまるくなってお粥を食す

 

今回はじめて参加させていただきました。

 

事前にきちんと下調べもせず、しかも当日、携帯電話を家に忘れてきてしまい、正確な集合場所が分からず、吾妻橋を行ったり来たり。

 

駅周辺には若い女の子たちの集団、橋ですれ違うのはスーツ姿のサラリーマン…時計の針は20時20分を指し、「もうあきらめて帰ろう」と思い、駅に向かうと、先程の女の子たちの集団の中に坊主頭を発見!ようやく合流できました(後に女の子たちは課外授業としてボランティア参加された淑徳短大の生徒さんたちと判明)。

 

これから参加予定のみなさん!

集合場所は吾妻橋の浅草よりのたもとですのでご留意下さい!

 

さて、すっかり遅刻をしてしまい、何だかよく分からないまま、ふーちゃんバッチを頂いて、おにぎりがたくさん詰まったバッグを肩から下げて、いざ出発。

 

わたしは浅草寺周辺のコースを回らせて頂くことに。

 

出発してすぐに駅前の広場に座っていた方におにぎりを渡す事務局長さん。わたしにはその方がごくごく普通のおじさんに見えたので、大変びっくりしました。

 

わたしだったらうっかりスルーしてしまっていたでしょう。やはり経験がものを言うのでしょうか。

 

さすがの洞察力を見せつけられて、思わず感嘆してしまいました!

 

浅草寺の境内では、ベンチに数人の方がいらっしゃいましたが、なんとなく近寄りがたい雰囲気を醸し出していました。

 

はじめに声をかけたおじさんには「要らない」と言われてしまいました。

 

そこはすかさずコアメンバーの方が、「ここは難しそうだから俺たち2人で配るよ」とフォローして下さいました。

 

何のために自分は参加したのか?もっと前に出て積極的にならなくては!と思うものの、どうしても腰がひけてしまい、自分の不甲斐なさに少し落ち込みました。

 

後ろを向くのが得意なわたし。

 

でもその場所でもう一度、お得意の後ろを振り向けば、360度で前に戻る。そんなわけであっという間に落ち込みから回復。

 

次なる機会に目を光らせ、狭い路地をくまなくチェック。

 

落ち込んでる暇はないのです。

 

…というより、実は先ほどからバッグのヒモが肩に食い込んで右肩が悲鳴をあげています。

 

おにぎり1個は360gと決められているそうで、直径にすると10cm以上はあろうかという超巨大おにぎりになります。

 

コンビニのおにぎり(平均80〜100g)に換算すると約4倍!

 

バッグには10個のおにぎりが入っているので、コンビニのおにぎりを40個提げて歩いていることに…

 

そう!落ち込んでる暇があったら、1個でも多くのおにぎりを配りたい!早く!今すぐ!

 

おにぎりを配っていて感じたのは、意外と喜んでくれるひとが少ないなぁ…ということでした。(もちろん喜んでくれる人もいます)

 

「感謝される」というほどの大仰な意味ではなく、もっと「あぁやっとごはんが食べられる」とただ単純に喜んでもらえるのかな、と勝手に想像していたのですが、いざ配ってみると意外とおじさんたちは冷静。(に見える)

 

やはりどこか冷めた気持ちがあるのかな?などと邪推してしまいました。

 

以前TV番組で、「仕事を探そうにも住所が不定だと応募ができない」と嘆いている場面を見たことがありました。

 

さらには面接を受けるにはお風呂に入ってキレイな服を着る必要があるし…。

 

そう考えると、根本的な解決のためには、一体自分に何ができる!?

などとつい考えが大きくなってしまい、また後ろを向くハメに…。

 

わたしがこんな邪念(?)に振り回されている間にも、他のメンバーは1つ、また1つとおにぎりを配って行きます。

 

淑徳短大の女の子たちも、おじさんたちに話しかける時はちゃんとしゃがんでしっかり目を合わせています。

 

「おじさん体調大丈夫?困ったことない?」

ととても気さくに話しかけている姿にまたもや感嘆してしまいました!

 

自分よりひとまわりも若い子たちが、おじさんたちと自然に接する姿に非常に感銘を受けました。今回参加して、一番印象に残ったことです。

 

根本解決とか大きなことを考える前に、今自分のやれることに精一杯向き合う。

 

目の前に困っている人がいたら、とりあえず手を差し伸べる。できることはそこから探してゆく。

 

学生さんたちやひとさじの会の方のおかげで、「まず一歩があって、更なる前進がある」ということに気づかされました。

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