私にとって今回が初めての参加でした。
おにぎりを作るところから参加させていただきました。
1回に6升(3升×2)の米を4度炊いて、それに味つけしておにぎりにしていく。
山谷という地域でのボランティア。
どんな荒々しいやりとりがあるのかと思っていましたが、こちらが正しく接すればおじさんたちもありがとうと返してくださる。
そこには当たり前のやりとりがあった。
なかには「1000円ちょーだいよ。」とおじさんが絡んでくるも、
隣のおじさんが「彼らはお金持ってなーいの。」とたしなめてくれた。
ちょっと絡んでみたかっただけのおじさんとそれをフォローするおじさん。
仲良さそうな普通の光景。
ともすれば路上生活者を下位に見がちな風潮もありますが、おじさんと私たち、同じ『人』であり、同じ存在。
計らずも路上で生活せざるを得ない人。
路上が好きになって生活している人。
どちらにせよ、私たちが様々に社会で抱える苦と異質であれ同様に
路上で生活するには苦を伴います。
その苦を一つでも除くことのお手伝いができたなら幸いです。