今回友人に誘われて、はじめてひとさじの会に参加しました。
もともと地元の駅でビッグイシューを売っている方を見かけていました。よくいろんな人と話していらっしゃる方で、購入したときも丁寧に対応していただいたこともあり、ひとさじの会の話を聞いたときもとても興味を持ちました。
また、吉水先生の講義を受けたことのある友人たちから、吉水先生は素敵な方だとお聞きしていたので、ぜひお会いしたいと思っていたので楽しみにしていました。
実際にひとさじの会に参加してみると、やはり気さくな方がたくさんいらっしゃいました。おにぎりやカイロ、のど飴や薬を「いつもありがとう」「お疲れ様」と言って受け取ってくださる方がたくさんいらっしゃいました。
その反面、人気のない所ではビニールをしっかり張っている方、隙間から手だけ出して受け取る方がいらっしゃいました。寝ていらっしゃるのかもしれませんが、少しさみしく感じました。
また、「どうしたらいいかわからない」と苦しみながらも相談してくれた方もいらっしゃいました。
私は聞くことしかできませんでしたが、吉水先生がその方のために手を尽くしている姿を見て、感銘を受けました。
おにぎりひとつ手渡すことで、その人との間に感謝や喜び、さみしさが生まれ、また、悩みや苦しみも微量ながらも共有することができました。
これは、同じ時間、同じ場所で直接会ってこそできることだと思います。また、このことは、生きていくうえでとても大切なことだと感じました。
ひとさじの会に参加したことで、普段生活しているなかで意識していなかったことを意識化できるようになりました。
このような経験ができて嬉しく思います。有り難うございました。