今回、大学の友人の紹介で初めて参加させていただきました。
最初は右も左もわからない状況で戸惑っていたのですが、吉水先生やいつも参加されているボランティアの方々に暖かく迎えてもらい、活動前にこのボランティアの目的や普段の活動の様子を丁寧に教えていただいたおかげで、ボランティアスタッフの一員としての自覚が芽生え責任を持って活動できました。
吉水先生、ボランティアの皆さんありがとうございました。
私は、山谷地区を担当しました。
印象的だったのは、路上生活者の方々が私達とコミュニケーションをするときに申し訳なさそうに対応する人が多かったのが印象的でした。
おにぎりを配ると『ありがとうございます』と頭を下げる人が多く、希望者制の薬を配るときもこちらから体調に関する質問をすることで申し訳なさそうに薬が必要だと申し出るといったながれがほとんどでした。
この出来事から路上生活者の方々は、私たちよりも世間に気を遣って生きているのではないかと感じました。
メディアでの報道から路上生活者の支援は、食料や服を配るだけだと思っていましたが、今回の活動を通じて本当に必要なのは路上生活者の方ひとりひとりとコミュニケーションをとりその人に合った、支援のかたちに結びつけることが大切だと肌で感じました。
次にボランティアに参加する際には、ちょっとした仕草や顔の表情を見逃さず、支援まではいかなくても、コミュニケーションを通じて気軽に路上生活者の方の思いが吐けるような環境にできたらと思います。