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参加者の声(ボランティア)  ·  2017/09/04

◇感想文(文:高畑)

私が参加した夜は、穏やかで、暑くもなく、霧にてっぺんを隠したスカイツリーとそこにかかる橋の光が川面に静かに流れていました。

 

午後10時過ぎ。それぞれの場所でおにぎりを配り終えて駒形橋のたもとで集合、報告し合い、祈りのうちにひとさじの会の活動を終えました。

 

周りは夜間工事の人たち、晩の10時過ぎなのに行きかう人々と車の流れ。この騒然とした現実世界に戻って、いかにその前の2時間が静かなひと時であったかに改めて気づかされました。

 

おじさんたちとの2時間は、緩やかで、生活も心も外界の雑音に侵されていないように見えました(昼間はきっとほかの顔を持っておられるのでしょうけれど…)。

 

私が過ごしている日常は時間に追われ常にあわただしいものなのに、それと比べると大違いです。

 

でも、そう感じるのは環境のためなのか、もしかしたら私自身の心持ちがそうなのかもしれません。ふと、そんなことを考えさせられました。

 

活動中、 “ホームレス生活の新人”のおじさんに会いました。声をかけ、おにぎり・春巻き・お茶をお渡しし、お話を聞かせていただきました。

 

ここにきて1か月ほどということ、その地域にも詳しくなくどうして行こうか不安であまり眠れないと言っていました。とても不安だったと思います。

 

もし、私がそのおじさんだったら、このおにぎりは本当にありがたく感じるのではないかと思います。

 

さらに、一人の人として言葉をかけてもらえ、自身の不安を言葉にすることができ、それを聞いてもらえたなら、張り詰めていた心もちょっとほどけるのではないかと。

 

もしかしたら、その機会を頂けたことに感謝し、泣いていたかもしれません。あのおじさんが、次の一歩を踏み出すこころとからだの元気を得ていてくださるといいなと心から祈ります。

 

今回参加させていただいて、驚いたことのひとつに活動に参加していた人たちの年齢があります。皆さん若いのです。とっても頼もしくうれしい気分でした。

 

「夜遅く若者が外でたむろって…」と今までの私なら冷たい目をして眺めていたかもしれません。でも、夜更けることも厭わず集っているこんな素敵なグループがあるのだ、と初めて知ることができました。

 

いろいろな社会の在り方、見かた、接し方をたくさん教えて頂いた大事なひと時をありがとうございました。     

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