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参加者の声(ボランティア)  ·  2018/09/03

◇ひとさじの会感想文(文:角田眞理子)

10年くらい前にインドのカルカッタに行ったことがあります。その時に路上で物乞いをする片手片足のない方にお会いしました。その方は瀕死の状態に見えました。

 

お会いしたといっても、怖くて近くには行くことができませんでした。でも何かできることはないのだろうか、と立ち竦んでいましたところ、一人の日本人のシスターに出会いました。

 

シスターに「わたしは何もすることができません。でも彼を救うことはできないのでしょうか」とお話ししたところ、「人をみんな救うという考えはおこがましい」と言われました。でも祈ることはできます、と教えられ一緒に祈りました。

 

それでも気がかりで次の日も同じ場所に行くとその方はおられませんでした。ボランティアの方が手当てをされたようでした。

 

この出来事を私は時々思い出します。

 

今回、ボランティアに参加することができて、またこの出来事を思い出しました。自分の身体を使って、誰かのために今できることをする人たちがおられます。

 

ひとさじの会の代表でおられます吉水さんと一緒におにぎりを配らせていただきました。

 

おにぎりをすべて配り、おにぎりがなくなったのですが、まだ路上生活者の方が数人いらっしゃるという状況で躊躇することなく吉水さんはすぐに走っておにぎりを買いに行かれました。

 

迷いのないそのお姿にどうしてこのようなことができるのだろうか、と思いました。わたしも走っていける人間になりたいと思いました。

 

以前祈ったわたしは心残りだったのです。できることならば、行動できる自分でいたい、という思いがどこかにあったのだと思います。

 

祈りももちろん大切な行為です。相手のために祈ること。そして相手のために行動できる自分でいられますように、と祈りたいとも思いました。

 

ボランティアが終わった後、なぜか気持ちが清々しくみなさまの笑顔に出会えて満たされた気持ちになりました。このような気持ちになってよいものかと迷いましたが、いいのです、と教えていただきました。

 

大変な毎日を過ごされている方がたくさんおられます。未熟な私はいつも誰かから教わることばかりです。

 

「ありがとう」と言われることに救われているのは私自身でした。「ありがとう」と言ってくだったこと、これまでの会の活動の積み重ねの賜物だと思います。

 

ボランティアに参加させていただき、本当にありがとうございました。

 

※本日は215回目のひとさじの会の活動でした。

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