ひとさじの会に参加させていただいて、ありがとうございました。
初対面にもかかわらず皆さんが笑顔で迎えてくださり、新しいお仲間ができたようで、私は世界がまたひとつ広がりました。
ボランティアの皆さんの、おにぎりを握り、お配りするお薬や下着の確認をする際の、手慣れた無駄のない行動にとても感心いたしました。
そして吉水先生の「元路上生活者だったボランティアのおじいさん」のお話が何より心に沁みました。
ひとさじの会の活動を通して、お寺というこの空間が皆さんの心の依り処になっていることを肌で感じながら、一緒にお念仏をお唱えさせていただきました。
何より私自身が居心地が良くて、初めてお邪魔したことを忘れてしまいました。
隅田川の岸辺でおにぎりを差し上げながら、「おじさん」とお話ししたのもただ純粋に楽しかったです。
「また次、2週間後に会いに来ますね~、おやすみなさい。」の挨拶は、ささやかな再会の約束ですね。
顔馴染みになられたボランティアの方にまじって、私も親しげにお話しさせてもらえて嬉しかったです。
地道な活動があってこそ、信頼関係ができているのだと思います。
私にとって色々と学びの多い活動ですが、遠くからボランティアに参加される方もいらっしゃるようで、活動を続けていくことの難しさを感じました。
と同時に、こつこつと10年も続けてこられた吉水先生はじめ、皆さんのご苦労がいかばかりかと頭が下がります。
あまりお役には立てませんが、私にとっては仏様にいただいた貴重なご縁ですので、時間の都合がつく限りこれからも参加させて頂きたいと思います。
ボランティアの皆様、ありがとうございました。
※本日は215回目のひとさじの会の活動でした。